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みんな同じ人間やないの

【AroWeek2022】最近どうよ?〜生活編〜

今年もAroWeekの季節がやってきた!

 

2月20日から26日までの1週間はAromantic Spectrum Awareness Week

昨年は毎日このブログを更新し、「アロマンティックとは何か」「アセクシャルとはどう違うのか」といったことを書いていたのですが、今年は昨年とは違ってアロマンティックとして生きている私自身の話をしようと久しぶりに筆を取りました。

 

去年の記事はここから読めます↓

saisuisae.hatenablog.com

saisuisae.hatenablog.com

saisuisae.hatenablog.com

 

 

今回は【生活編】ということで、こんな感じでやってますよ〜という報告をしていきます。

 

アメリカに来て恋愛するプレッシャーから解放された

昨年の8月から大学院留学のためアメリカに住み始めました。

授業では「自己紹介の時に自分の代名詞を言ってね」と教授に言われたり、街中にあるワクチン接種を促す広告には同性カップルが使われていたり、とアメリカでのLGBTQIA+に対する配慮は予想通り先進的でした。

クラスメイトや友人にも恋人がいないことや恋愛をしていないことについて揶揄してくる人はおらず、友人と会話をする中で自然と自分がアロマンティックであることを伝えることもできました。バレンタインデーもアメリカでは一般的に恋人同士のみで祝うイベントらしく、シングルだからといって必要以上に虚しさを強要させられることもありませんでした。

「アロマンティックでいることにも何通りの生き方があるよね」と言ってくれる友人たちから私も日々いろんなことを学び、カチコチになっていた自分自身の考え方を柔らかくしている最中です。20代半ばになってもまだまだ学ぶことは多いなと日々実感しています。

 

・秋頃に寂しくなり始め、友人と「やいやい言うなら行動してみよう」とマッチングアプリに登録してみる

アメリカならなんか違うんじゃないかと淡い希望を持って挑んでみたのですがダメでした。

アプリも五万とあるのでどれを選ぶかでまた変わってくるのかもしれないのですが、恋愛をするために人に会うという行動が自分には合っていなかったようで、結局「1人でいることが1番楽しい!」という結論に落ち着きました。

多少恋愛に前向きな気持ちはあれど、無理に恋愛するのが自分には合っていないということを知ることができたという点においてはやってよかったな!と思っています。

 

・ドラマなどで認知されることが増えてきて嬉しい

恋愛中心で生きていない朝ドラのヒロインが話題になったり、アロマンティックアセクシャルを自認する主人公を描いたドラマも放送されています。

感想などを読んでいると「私も主人公と同じだ!」と言った声をちらほら見かけることがあり、私のようにモヤモヤしていた方々が着地点を見つけるきっかけになっていることを感じます。


終わりに

まだまだ恋愛至上主義的な世の中ですが、少しずつ恋愛をしなくても生きやすい世の中に向かって行っていると思います。

いきなりアメリカほど理解が広まる訳ではなくても、「去年よりかは進んだな!」と思えることが増えれば十分前進していることになります。

恋愛をしない・恋愛ができないことは何もおかしくない、ということがこれからももっと理解されることを願います。